「フォーデイズの紹介料って実際いくらもらえるの?」「友人を紹介すれば本当に収入になる?」そんな疑問を持って、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
フォーデイズはネットワークビジネス(MLM)の仕組みを採用しており、会員が新しい会員を紹介することで報酬を得られる制度があります。しかし、「紹介すれば必ず収入になる」わけではなく、複数の条件をクリアする必要があります。
この記事では、フォーデイズの紹介料の仕組み、実際にいくら程度になるのか、法的な位置づけ、そして注意すべきリスクまで、中立的な視点で詳しく解説します。甘い勧誘文句に惑わされず、正しい情報に基づいて判断するための材料としてご活用ください。
結論:フォーデイズの紹介料は「条件付きの報酬制度」
フォーデイズの紹介料とは、会員が新しい会員を勧誘し、その会員が製品を購入した際に得られる報酬のことです。しかし、ここで最も重要なのは「必ず紹介料がもらえるわけではない」という事実です。
フォーデイズはネットワークビジネス(MLM)という販売形態を採用しており、紹介料の発生には複数の条件があります。自分自身の製品購入義務、紹介した相手の継続購入、一定のランク達成など、様々な前提条件をクリアして初めて報酬が発生する仕組みです。
「友人を一人紹介すれば○○円もらえる」という単純な話ではありません。むしろ、紹介料を得るためには一定の投資と時間、そして継続的な活動が必要となります。この制度を理解せずに始めると、想定外の出費や人間関係のトラブルにつながる可能性があるため、事前の正確な理解が不可欠です。
ネットワークビジネスというビジネスモデル自体は特定商取引法で規定された合法的な販売方式ですが、その運営方法や勧誘手法によっては法的な問題が生じることもあります。フォーデイズ自身も過去に消費者庁から業務停止命令を受けた経緯があり、慎重な判断が求められる分野といえるでしょう。
フォーデイズとは?基本的な仕組み
フォーデイズの紹介料制度を理解する前に、まずフォーデイズという企業がどのような仕組みで運営されているのかを把握しておく必要があります。
フォーデイズの事業概要(簡潔)
フォーデイズ株式会社は1997年に創業された健康食品・化粧品メーカーで、「核酸のリーディングカンパニー」を掲げています。主力製品は「ナチュラルDNコラーゲン」という核酸ドリンクで、鮭の白子から抽出したDNA(デオキシリボ核酸)とビール酵母由来のRNA(リボ核酸)を配合した清涼飲料水です。なお、製品は定期的にリニューアルされており、一部の原料が変更されることもありますが、「核酸」を主成分とするコンセプトは一貫しています。
その他にもサプリメントや化粧品、ヘアケア製品など、核酸を配合した複数の製品ラインを展開しています。製品価格は一般的な健康食品や化粧品と比較すると高価格帯に設定されており、主力の核酸ドリンク「ナチュラルDNコラーゲン」は会員価格で約9,000円前後(税込)という価格設定になっています。一般的な清涼飲料水と比較すると、かなり高額な部類に入ります。
会員制度と販売の仕組み
フォーデイズの特徴的な点は、ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)という販売形態を採用していることです。これは法律上「連鎖販売取引」と呼ばれる販売方式で、会員が製品を購入・使用するだけでなく、新たな会員を勧誘することで報酬を得る仕組みです。
一般的な小売店舗での販売とは異なり、会員同士の口コミや紹介によって製品が広がっていくモデルとなっています。会員は自分が使用して良いと思った製品を知人や友人に紹介し、その人が会員登録して製品を購入すると、紹介者に報酬が支払われるという流れです。
この仕組みにより、中間流通コストを削減し、その分を会員への報酬として還元するという考え方が基本となっています。ただし、実際には会員が得られる報酬額と、会員自身が負担する製品購入費用のバランスが重要なポイントとなります。
一般的なMLMとの共通点と違い
フォーデイズのビジネスモデルは、アムウェイやニュースキンなど他の有名なMLM企業と基本的な構造は同じです。会員が製品を販売し、同時に新規会員を勧誘することで組織を拡大し、その組織全体の売上に応じて報酬を得るという点は共通しています。
ただし、報酬プランの詳細や製品の種類、価格帯、企業文化などは各社で異なります。フォーデイズの場合、核酸という特定の成分に特化した製品ラインナップが特徴的です。また、過去の行政処分の経緯から、現在は勧誘方法や説明内容について法令遵守を強化しているとされています。
フォーデイズの詳しい実態や過去の問題点については、フォーデイズはやばい?業務停止命令の真相と現在の実態で詳しく解説していますので、参加を検討する前に必ず確認することをお勧めします。
フォーデイズの紹介料の仕組みをわかりやすく解説
📊 紹介料が発生する条件フローチャート
スタート: 友人を紹介
条件1: 自分自身が継続的に製品を購入している?
紹介料は発生しない
自分の購入が前提条件
次の条件へ →
条件2: 紹介した人が継続的に購入している?
紹介料は限定的
初回のみor数ヶ月で途絶える
次の条件へ →
条件3: 一定のランクを達成している?
低い報酬率
月数百円〜数千円程度
紹介料が発生
ただし支出との差額に注意
ここからは、多くの方が最も関心を持つ「紹介料」の仕組みについて、具体的に解説していきます。
なお、この記事では分かりやすさを優先して「紹介料」という言葉を使っていますが、実際のフォーデイズの報酬プランは「Bラインボーナス」「ラインリーダーボーナス」など、様々な名称の報酬が複雑な計算式で組み合わされています。単純な「1人紹介=○○円」という歩合制ではないため、実際の仕組みは非常に複雑で、初心者が完全に理解することは容易ではありません。
紹介料が発生する条件
フォーデイズの紹介料は、単に「友人を紹介する」だけで発生するものではありません。実際には複数の条件を満たす必要があります。
まず、紹介者自身が一定額以上の製品を継続的に購入していることが前提条件となります。自分が製品を購入せずに他人にだけ勧めるという行為では、報酬は発生しません。多くの場合、月額で数万円程度の製品購入義務が発生すると考えておく必要があります。
次に、紹介された人(新規会員)が実際に製品を購入し、継続的に購入を続けることが条件です。一度だけ製品を購入してその後やめてしまった場合、紹介料は限定的なものとなります。継続的な購入があって初めて、安定した紹介料が見込めるようになります。
さらに、紹介料の金額は自分のランクや組織の規模によって変動します。会員ランクは売上実績や組織の大きさによって決まり、上位ランクになるほど紹介料の割合が高くなる仕組みです。つまり、始めたばかりの段階では紹介料の割合は低く、多くの実績を積んで初めて高い報酬率になるという構造です。
このランク制度は段階的に設定されており、一般的なMLMでは5段階から10段階程度のランクが存在します。最下位のランクでは紹介料の割合が数パーセント程度、最上位では20-30%程度になることもありますが、最上位ランクに到達できるのはごく一部の人に限られます。ランクアップのためには、自分自身の売上だけでなく、組織全体の売上目標を達成する必要があり、そのハードルは決して低くありません。
重要なのは、この報酬制度が非常に複雑な計算式で成り立っているという点です。自分の直接紹介者(1次ダウンライン)だけでなく、その人が紹介した人(2次ダウンライン)、さらにその下(3次、4次…)の売上によっても報酬が変動します。また、「グループ売上」「個人売上」「アクティブ会員数」など、様々な条件が絡み合っており、実際にいくらの報酬が得られるかを事前に正確に計算することは極めて困難です。
紹介しても報酬が出ないケース
理解しておくべき重要な点として、紹介しても報酬が発生しない、あるいは極めて少額しか発生しないケースが存在します。
最も典型的なのは、紹介した相手が製品を一度きりしか購入しない場合です。初回購入時の紹介料は発生するかもしれませんが、その後の継続がなければ収入源としては成立しません。実際、MLMで勧誘された人の多くは数ヶ月で活動をやめてしまうというデータもあり、継続的な収入を得ることは簡単ではありません。MLM業界全体の調査によれば、新規参加者の約70%が1年以内に退会するとも言われており(フォーデイズ単体の数値ではなく業界全体の傾向)、安定した組織を維持すること自体が大きな課題となっています。
また、自分自身の購入額が一定基準を満たしていない月は、たとえ紹介した人が購入していても報酬が減額される、あるいはゼロになるケースもあります。報酬制度の詳細は企業によって異なりますが、「自分も継続的に購入し続けること」が報酬維持の条件となっている点は多くのMLMで共通しています。
さらに、組織全体の売上が一定水準に達していない場合、個人の紹介実績があっても十分な報酬が得られないこともあります。MLMの報酬制度は複雑な計算式で成り立っており、単純な「1人紹介=○○円」という構造ではないことを理解しておく必要があります。
継続・条件に関する注意点
紹介料を継続的に得るためには、いくつかの注意すべき点があります。
第一に、自分自身の製品購入を継続できるかどうかです。月に数万円の製品を購入し続けることは、一般的な家計にとっては決して小さな負担ではありません。「紹介料で元が取れる」と考えて始めたものの、実際には紹介がうまくいかず、自分の購入費用だけが積み重なっていくというケースは珍しくありません。
第二に、人間関係への影響です。友人や家族に製品を勧めることで、関係性が悪化する可能性があります。特に、相手が製品に満足しなかった場合や、期待した効果が得られなかった場合、紹介者としての責任を感じることになります。紹介料を得る代わりに失うものがないか、慎重に考える必要があります。
第三に、市場の飽和という問題です。ネットワークビジネスは既存の会員が新規会員を勧誘し続けることで成り立っていますが、周囲の人々がすでに他のMLMに参加していたり、MLM自体に否定的な印象を持っていたりすると、勧誘は非常に困難になります。特に都市部では既にMLMの認知度が高く、新規勧誘のハードルは年々上がっています。
紹介料はいくら?計算イメージで具体化
💰 紹介人数別 収支シミュレーション(月額)
- 紹介した人が全員継続購入(月3万円)
- 報酬率10%(初心者ランク想定)
- 自分も月3万円を購入
| 項目 | 1人紹介 | 5人紹介 | 10人紹介 |
|---|---|---|---|
| 紹介料収入 | 3,000円 | 15,000円 | 30,000円 |
| 自分の購入費用 | -30,000円 | -30,000円 | -30,000円 |
| 実質収支 | -27,000円 | -15,000円 | ±0円 |
|
勧誘にかける時間 (1人=10時間想定) |
10時間 | 50時間 | 100時間 |
| 時給換算 | 赤字 | 赤字 | 0円/時 |
• 紹介した人の約70%が1年以内に退会する傾向
• 10人全員が継続購入する可能性は極めて低い
• 勧誘活動の交通費・食事代などの経費は別途必要
• 上位ランクになるまで報酬率は更に低い(5%程度)
実際の紹介料がどの程度になるのか、具体的な金額イメージを持つことは重要です。ただし、ここで示すのはあくまで「考え方」であり、実際の金額は個人の状況や時期によって大きく異なることをご理解ください。
1人紹介した場合の考え方
仮に友人1人を紹介し、その人が月額3万円の製品を購入し続けたとします。この場合、紹介者が受け取れる報酬は、一般的なMLMの報酬率を参考にすると、月額数千円程度と考えられます。具体的には、初心者ランクで5-10%の報酬率だとすると、月1,500円から3,000円程度という計算になります。
ただし、この報酬を得るためには、紹介者自身も同程度の製品購入を継続している必要があります。つまり、自分が月3万円を支払い、紹介料として数千円を受け取るという構造です。差し引きすると、実質的な負担は軽減されるものの、プラスの収入になるとは限りません。むしろ、月に2万5千円から2万8千円程度の支出が続くことになります。
さらに、紹介した人が3ヶ月後に退会してしまえば、その後の紹介料は途絶えます。MLMにおける新規会員の平均継続期間は一般的に短いとされており、安定した収入源とするためには常に新しい会員を勧誘し続ける必要があります。つまり、「1人紹介すれば終わり」ではなく、「常に誰かを勧誘し続ける」という状態が求められるのです。
複数人の場合の考え方
では、5人や10人を紹介した場合はどうでしょうか。理論上は、紹介人数が増えれば増えるほど紹介料も増加します。10人を紹介し、全員が継続的に購入してくれれば、月に数万円の紹介料が見込めるかもしれません。例えば、10人がそれぞれ月3万円を購入し、報酬率が10%だとすると、月3万円の紹介料となり、自分の購入費用とほぼ相殺できる計算になります。
しかし現実には、10人全員が長期間継続するケースは稀です。勧誘した人のうち、半年後も継続している人は半分以下になることも珍しくありません。前述の通り、MLM業界全体のデータでは新規参加者の約70%が1年以内に退会するとされています(フォーデイズ単体の公表データではありませんが、業界構造として共通する傾向)。つまり、10人を勧誘しても、1年後には3-4人しか残っていない可能性が高いのです。
また、10人を勧誘するためには、実際には20人、30人、場合によっては50人以上に声をかける必要があるでしょう。勧誘の成功率は決して高くなく、多くの断りを経験することになります。この過程で消費する時間、交通費、食事代などのコストも無視できません。
さらに、MLMの報酬制度では、自分が直接勧誘した人(ダウンライン)だけでなく、その人がさらに勧誘した人(2次ダウンライン、3次ダウンライン)の購入額からも報酬が得られる仕組みになっています。これが「組織を作る」という概念です。しかし、組織が大きくなるほど管理の負担も増え、また組織内でのトラブルも発生しやすくなります。
収入として見る際の現実的な視点
紹介料を副業収入として考える場合、いくつかの現実的な視点が必要です。
まず、紹介料から自分の製品購入費を差し引いた「純粋な利益」がプラスになるまでには、相当な時間と努力が必要だという点です。多くの人は、始めた当初は支出が収入を上回る状態が続きます。「いつかプラスになる」と期待して続けたものの、結局赤字のままやめてしまうケースも多く見られます。
次に、時給換算で考えると、勧誘活動にかけた時間に対する報酬が非常に低くなる可能性があります。友人との食事代、交通費、説明会への参加時間などを含めると、実質的な時給は数百円、場合によってはマイナスになることもあります。
例えば、1人を勧誘するために10人に声をかけ、そのうち5人と会って説明し、1人が入会したとします。1人あたり2時間の時間を使ったとすると、合計10時間です。その人から月3,000円の紹介料を得られたとしても、時給換算では300円にしかなりません。しかも、この人が数ヶ月で退会すれば、また新たな勧誘活動が必要になります。アルバイトやパートタイムの仕事と比較すると、時給効率は著しく低いと言わざるを得ません。
また、税金の問題も考慮する必要があります。紹介料は雑所得として確定申告の対象となり、一定額を超えれば税金が課されます。収入が増えれば増えるほど税率も上がるため、手元に残る金額は見た目の紹介料よりも少なくなります。
最も重要なのは、「不労所得」にはならないという現実です。多くのMLMでは「権利収入」「不労所得」という言葉が使われますが、実際には組織を維持するための継続的な活動が必要です。勧誘をやめれば組織は縮小し、収入も減少していきます。
フォーデイズの紹介料は違法?マルチ商法との関係
⚖️ MLM(連鎖販売取引)vs ねずみ講 比較表
| 比較項目 | MLM(連鎖販売取引) | ねずみ講(無限連鎖講) |
|---|---|---|
| 法的位置づけ |
合法 特定商取引法で規制 |
完全に違法 無限連鎖講防止法で禁止 |
| 商品・サービス |
実質的な商品が存在 健康食品、化粧品などの 具体的な製品を販売 |
商品が存在しない または形式的な商品のみ (実質的価値がない) |
| 収入源 |
製品の販売による利益 + 組織の売上からの報酬 |
金銭の受け渡しのみ 新規会員の入会金が 上位会員に流れる |
| 主な目的 |
製品の販売 (勧誘は手段の一つ) |
会員の勧誘そのもの (販売活動は名目のみ) |
| 罰則 |
違反行為があれば 業務停止命令・罰金等 |
3年以下の懲役 または 300万円以下の罰金 |
| 持続可能性 |
製品に価値があれば 長期的に存続可能 |
数学的に必ず破綻 会員数は無限に増やせない |
MLMは合法ですが、商品価格が市場価格と比べて著しく高額で、実質的に勧誘による報酬が主目的となっている場合は、ねずみ講に近いと判断される可能性があります。合法か違法かの境界線は、「商品の実質的価値」が存在するかどうかです。
• 商品の説明よりも「稼げる話」ばかり強調される → 危険
• 高額な入会金や登録料が必要 → 要注意
• 商品価格が市場価格の3倍以上 → グレーゾーン
• 勧誘すること自体に報酬が出る → ねずみ講の可能性
紹介料制度の法的な位置づけについて、正確に理解しておくことは極めて重要です。
連鎖販売取引の位置づけ
フォーデイズが採用しているネットワークビジネスは、法律上「連鎖販売取引」として特定商取引法で規定されています。この販売方式自体は違法ではなく、適切に運営されている限りは合法的なビジネスモデルです。
特定商取引法では、連鎖販売取引を行う事業者に対して様々な義務を課しています。契約前の書面交付、クーリングオフ制度の適用、誇大広告の禁止、不実告知の禁止などが定められており、これらを遵守する限りは法的に問題ありません。
フォーデイズは2017年に消費者庁から業務停止命令を受けましたが、これは「連鎖販売取引をしているから違法」ではなく、「勧誘方法や説明内容が法律に違反していた」ためです。その後、同社は法令遵守体制を強化したとされていますが、過去の事実として認識しておく必要があります。
連鎖販売取引の法的枠組みについて詳しく知りたい方は、ネットワークビジネスは違法?合法と違法の境界線を徹底解説の記事で包括的に解説していますので、参考にしてください。
ねずみ講との違い
多くの人が混同しがちなのが、MLM(連鎖販売取引)と「ねずみ講(無限連鎖講)」の違いです。この区別は法的に極めて重要です。
ねずみ講は完全に違法であり、無限連鎖講防止法によって禁止されています。ねずみ講の特徴は、実質的な商品やサービスが存在せず、単に金銭の受け渡しのみで成り立っている点です。新しい会員が支払った金銭が上位会員に配分されるだけで、実際の価値提供がありません。
一方、MLMでは実際の商品やサービスが存在し、その販売活動に対する報酬として紹介料が支払われます。この「商品の実質的価値」が存在することが、合法と違法を分ける重要な境界線となっています。
ただし、商品が形式的に存在していても、その価格が市場価格と比べて著しく高額で、実質的には勧誘による報酬が主目的となっている場合は、ねずみ講に近いと判断される可能性があります。この判断は非常に微妙で、グレーゾーンとなるケースも存在します。
MLMとねずみ講の詳しい違いについては、ネットワークビジネスとマルチ商法の違いを徹底解説!合法と違法の境界線とは?の記事で図解入りで分かりやすく説明していますので、正確な知識を得たい方はぜひご覧ください。
トラブルになりやすい勧誘パターン
たとえフォーデイズのビジネスモデル自体が合法であっても、個々の会員による勧誘方法が違法となるケースがあります。
最も問題となるのは「目的を隠した勧誘」です。「お茶しよう」「副業の話がある」などと言って呼び出し、その場で初めてMLMの勧誘だと明かすような手法は、特定商取引法の「氏名等不明示」に該当する違法行為です。フォーデイズが過去に処分を受けた理由の一つもこの点でした。
次に多いのが「誇大な収入の説明」です。「月100万円稼げる」「不労所得になる」といった、現実とかけ離れた説明をして勧誘することは、不実告知として法律違反となります。実際には多くの参加者が利益を上げていない現実があるにもかかわらず、成功事例だけを強調して勧誘することは問題です。
また、「製品の効果を過大に説明する」ことも違法です。健康食品の場合、薬機法(医薬品医療機器等法)によって効能効果の表現が厳しく制限されています。「病気が治る」「必ず痩せる」といった表現は、たとえ個人的な感想であっても、勧誘の場面で使用すれば法律違反となる可能性があります。
勧誘方法の巧妙化については、アムウェイの最近の手口まとめ|勧誘の見抜き方と安全対策で最新のパターンを紹介していますので、MLMの勧誘全般への理解を深めたい方は参考になるでしょう。
フォーデイズの紹介料が向いている人・向かない人
✅ フォーデイズ紹介料ビジネス 向き不向き診断
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製品を心から気に入っており、自分自身が長期的に使い続けたいと思っている
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すでに広い人脈があり、ビジネスの話を受け入れてくれる関係性が築けている
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長期的な視点で取り組める忍耐力があり、数年単位で組織を育てる覚悟がある
-
経済的に余裕があり、毎月3〜5万円の支出が家計に影響しない
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マーケティングやセールスの経験があり、人に何かを勧めることに抵抗がない
-
断られることを恐れず、何度でもチャレンジできるメンタルの強さがある
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自己管理能力が高く、誰かに管理されなくても自発的に行動できる
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製品自体にそれほど興味がなく、「紹介料が目的」になっている
-
友人や家族との関係を大切にしたく、人間関係を壊したくない
-
経済的に余裕がなく、「紹介料で生活を楽にしたい」という動機で始めようとしている
-
断られることに弱く、プレッシャーに弱い性格である
-
「簡単に稼げる」「すぐに収入になる」という期待を持っている
-
借金をしてでも初期費用や製品購入費用を賄おうと考えている
-
リスクや法的問題について詳しく理解しないまま始めようとしている
ここまでの情報を踏まえて、どのような人がフォーデイズの紹介料ビジネスに向いているのか、また向いていないのかを整理します。
向いている人の特徴
まず、製品を心から気に入っており、自分自身が長期的に使い続けたいと考えている人です。製品の愛用者として継続購入することに抵抗がなく、その上で「せっかくなら紹介料ももらえたらいいな」という程度のスタンスであれば、大きな失敗にはつながりにくいでしょう。
次に、すでに広い人脈を持っており、ビジネス的な提案を受け入れてくれる関係性が築けている人です。会社経営者や個人事業主など、副収入の話をしても関係性が壊れないような信頼関係がある場合は、勧誘のハードルが比較的低くなります。
また、長期的な視点で取り組める忍耐力がある人も向いています。すぐに結果が出なくても諦めず、数年単位で組織を育てていく覚悟がある人であれば、徐々に成果が出る可能性はあります。ただし、それでも成功が保証されるわけではないという現実は理解しておく必要があります。
経済的に余裕があり、毎月数万円の製品購入が家計に影響しない人も条件の一つです。生活費を切り詰めて製品を購入するような状況では、精神的な負担が大きく、長続きしません。目安としては、世帯年収が平均以上あり、毎月3-5万円の支出を趣味や自己投資として許容できる余裕が必要でしょう。
さらに、マーケティングやセールスの経験があり、人に何かを勧めることに抵抗がない人も向いています。断られることを恐れず、何度でもチャレンジできるメンタルの強さは必須です。また、自己管理能力が高く、誰かに管理されなくても自発的に行動できる人でなければ、組織を育てることは困難です。
ただし、これらの条件を全て満たしていても、成功が保証されるわけではないという点は繰り返し強調しておきます。MLMで安定した収入を得ている人は、参加者全体の数パーセントに過ぎないというのが業界の現実です。
向かない人・失敗しやすい人
反対に、向いていない人の特徴も明確です。
まず、製品自体にそれほど興味がなく、「紹介料が目的」という人は失敗しやすいでしょう。製品への情熱がない状態では、他人に説得力を持って勧めることは困難です。また、自分が使い続けることも苦痛になり、早期に挫折する可能性が高くなります。
次に、友人や家族との関係を大切にしたい人には向きません。MLMの勧誘は、どれだけ丁寧に行っても、関係性に何らかの影響を与える可能性があります。「友人を失いたくない」「家族に心配をかけたくない」と考える人は、最初から参加しない方が賢明です。
経済的に余裕がない人も避けるべきです。「紹介料で生活を楽にしたい」という動機で始める人ほど、逆に経済状況が悪化するリスクが高くなります。初期費用や毎月の購入費用を借金で賄うような状況は、最悪の場合、多重債務につながる可能性もあります。
実際、消費生活センターには「MLMで借金が膨らんだ」「クレジットカードの支払いができなくなった」という相談が多数寄せられています。経済的に困窮している人ほど、「簡単に稼げる」という甘い言葉に惹かれやすい傾向がありますが、その結果として更に状況が悪化するケースが後を絶ちません。収入を増やしたいのであれば、MLMではなく、確実に給与が得られるアルバイトやパートタイムの仕事を選ぶ方が賢明です。
また、断られることに弱い人、プレッシャーに弱い人も向いていません。MLMでは何度も断られることが日常であり、それでも諦めずに勧誘を続けることが求められます。精神的なタフネスがない場合、活動自体がストレスとなり、心身の健康を害する可能性があります。
やらない判断も正解である理由
最後に強調しておきたいのは、「やらない」という判断も立派な選択肢であり、多くの場合それが最も賢明な判断だということです。
MLMで実際に利益を上げている人は全体のごく一部です。業界のデータを見ても、参加者の大多数は利益を得られていないか、むしろ損失を出しているのが現実です。米国のFTC(連邦取引委員会)関連の研究によれば、MLM参加者の約99%が損失を出しているという報告もあります。これはフォーデイズ単体のデータではなく、MLM業界全体の構造的な問題を示す統計ですが、日本でも同様の傾向があると考えられます。成功事例だけを見て「自分もできるはず」と考えるのは、極めて危険です。
成功している人の多くは、ごく初期の段階で参加したパイオニア的存在か、特別な営業能力や広大な人脈を持つ一部の人に限られます。後から参加した一般的な人が同じ成功を収めることは、統計的に見てもほぼ不可能に近いと言えるでしょう。
また、仮に一時的に利益が出たとしても、それを維持するためには継続的な努力と新規勧誘が必要です。組織が大きくなればなるほど、管理の負担も増え、トラブルも増加します。「不労所得」という言葉のイメージとは全く異なる現実が待っています。
さらに、MLMに参加したという経歴自体が、将来的にマイナスに働く可能性もあります。就職活動や転職活動の際に不利になることもありますし、ビジネスパートナーを探す際に信用を失う原因になることもあります。
紹介料という仕組みに興味を持つこと自体は悪いことではありません。しかし、リスクとリターンを冷静に比較し、自分の価値観や生活スタイル、経済状況に照らして判断することが重要です。多くの場合、フォーデイズの紹介料ビジネスに参加しないという選択が、最もリスクの低い賢明な判断となるでしょう。
❓ フォーデイズ紹介料に関するよくある質問
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いいえ、必ず収入になるわけではありません。むしろ、参加者の大多数は利益を得られていないのが現実です。紹介料を得るためには自分自身の製品購入が前提となり、また紹介した人が継続的に購入し続ける必要があります。
MLM業界全体の統計を見ると、参加者の約90%以上が年間の収入が10万円未満、多くは数万円以下という報告もあります。一方で、毎月の製品購入に年間30万円以上を費やしている人も珍しくありません。
成功するためには、広い人脈、優れた営業スキル、長期的な継続力、そして経済的な余裕が必要です。これらの条件を満たしていても成功が保証されるわけではありません。 -
紹介料を得るためには、誰かに製品を勧め、会員になってもらう必要があります。多くの場合、最初に声をかけやすいのは家族や友人となるため、結果的に身近な人への勧誘が必要になります。
ただし、これは人間関係に大きな影響を与える可能性があります。勧誘を断られて気まずくなる、製品に満足してもらえず信頼を失う、MLMをやっていることで距離を置かれるなど、様々なリスクが存在します。
人間関係を犠牲にしてまで紹介料を追求する価値があるか、慎重に考える必要があります。 -
フォーデイズを退会すること自体は可能です。特定商取引法により、一定期間内であればクーリングオフ制度も利用できます。また、クーリングオフ期間を過ぎていても、中途解約の権利は法律で保護されています。
ただし、それまでに購入した製品の返品には制限があり、支払った費用の全額が戻ってくるわけではありません。また、自分が勧誘した人(ダウンライン)との関係や、組織内での立場など、退会に伴う心理的なハードルも存在します。
始める前に、「やめる時のこと」も考えておくことが重要です。消費生活センター(188番)に相談することもできます。 -
はい、MLM全般においてトラブル事例は多数報告されており、フォーデイズも例外ではありません。消費生活センターには毎年多くの相談が寄せられています。2023年度の統計では、連鎖販売取引に関する相談件数は年間約1万件を超えています。
代表的なトラブルとしては、勧誘時の説明と実際の収入が大きく異なった、高額な製品を購入し続けた結果借金ができた、友人関係が壊れた、退会したいのに引き止められた、などが挙げられます。
フォーデイズ自体も2017年に消費者庁から6か月間の業務停止命令を受けた過去があり、「勧誘目的を告げずに呼び出す」「収入について誇大な説明をする」「製品の効果について事実と異なる説明をする」といった違反行為が認定されています。
トラブルに遭った場合は、一人で悩まず、消費生活センター(188番)や弁護士などの専門家に相談することが重要です。早期の相談がトラブル解決の鍵となります。 -
紹介料率(報酬率)は、会員のランクや組織の規模によって変動します。一律の「○%」という単純な仕組みではありません。
一般的なMLMでは、初心者ランクで5-10%程度、上位ランクで20-30%程度になることもありますが、最上位ランクに到達できるのはごく一部の人に限られます。また、フォーデイズの報酬プランは「Bラインボーナス」「ラインリーダーボーナス」など複数の名称があり、非常に複雑な計算式で成り立っています。
報酬プランの詳細は定期的に変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。また、高い報酬率を得るためには継続的な売上と組織維持が必要です。 -
明確な期間の保証はありません。人によって状況は大きく異なり、何年続けても利益が出ない人も多数います。
MLM業界全体の傾向として、新規参加者の約70%が1年以内に退会するとされています。つまり、多くの人は1年以内に「稼げない」と判断して活動をやめているのが現実です。数年単位で活動を続けても、自分の製品購入費用を上回る収入を得られている人は全体のごく一部です。
「○ヶ月で稼げるようになる」という保証や約束は、違法な勧誘である可能性が高いため、そのような説明には注意が必要です。 -
ランクアップの条件は、自分自身の売上実績と組織全体の売上規模によって決まります。具体的には以下のような要素が関係します:
- 自分が直接紹介した人数(ダウンライン数)
- 組織全体の月間売上額
- アクティブ会員(継続購入している会員)の数
- 自分自身の継続的な製品購入
ランクアップのハードルは決して低くなく、上位ランクになるほど達成が困難になります。また、ランクを維持するためには毎月一定の条件をクリアし続ける必要があります。
ランクアップを目指すあまり、無理な勧誘や高額な自己購入(在庫買い)をすることは避けてください。経済的な負担が増大するリスクがあります。 -
はい、以下のような勧誘方法は特定商取引法違反として違法となります:
- 目的を隠した勧誘: 「お茶しよう」などと言って呼び出し、その場でMLMの勧誘をする
- 不実告知: 「月100万円稼げる」「必ず儲かる」など事実と異なる説明をする
- 誇大広告: 製品の効果について「がんが治る」など医薬品的な効能を謳う
- 威迫・困惑: 断っているのにしつこく勧誘する、長時間拘束する
フォーデイズも2017年にこれらの違反行為により消費者庁から業務停止命令を受けています。個々の会員による違法な勧誘は、たとえ会社が合法的に運営されていても法律違反となります。
このような違法な勧誘を受けた場合、または自分が行ってしまった場合は、消費生活センター(188番)や警察に相談してください。
まとめ|紹介料を理解した上で冷静に判断を
フォーデイズの紹介料制度について、ここまで詳しく見てきました。最後に要点を整理します。
フォーデイズの紹介料(実際には「Bラインボーナス」など複数の報酬制度の総称)は、友人を紹介すれば自動的にもらえる単純なものではなく、自分自身の継続的な製品購入、紹介した人の継続購入、一定のランク達成など、複数の条件をクリアして初めて発生する報酬です。報酬プランは非常に複雑な計算式で成り立っており、初心者が完全に理解することは容易ではありません。
また、この制度は特定商取引法で規定された連鎖販売取引という合法的な仕組みですが、勧誘方法や説明内容によっては違法となる可能性があります。フォーデイズ自体も過去に消費者庁から業務停止命令を受けた経緯があり、慎重な判断が必要です。
紹介料で収入を得られる人は全体のごく一部であり、MLM業界全体の統計を見ても、参加者の大多数は利益を得られないまま退会しているのが現実です。「簡単に稼げる」「不労所得になる」という言葉を鵜呑みにせず、リスクとリターンを冷静に比較することが重要です。
人間関係への影響、経済的な負担、時間的なコスト、そして精神的なストレスなど、紹介料を得る過程で失うものも決して小さくありません。多くの場合、参加しないという判断が最もリスクの低い選択となるでしょう。
もし興味がある場合でも、すぐに始めるのではなく、十分な情報収集と慎重な検討が必要です。制度は変更されることもあるため、最新情報は公式サイトで確認してください。また、不安がある場合は無理に始めない判断も大切です。あなた自身の価値観や生活スタイルに合った選択をすることが、何よりも重要です。


