「フォーデイズって実際どんな仕組みなの?」「MLMって聞いたけど、怪しくないの?」そんな疑問を持っているあなたへ。フォーデイズに関する情報を探していると、さまざまな意見が飛び交っていて、何を信じればいいのか分からなくなりますよね。
本記事では、フォーデイズの仕組みを法律的な観点から中立的に解説します。収益構造、MLMとねずみ講の違い、特定商取引法による規制、そして向いている人・向いていない人まで、判断材料となる情報を包括的にお伝えします。
感情的な判断ではなく、事実に基づいて「自分にとって適切かどうか」を見極めていただける内容となっています。
フォーデイズの仕組みとは?まず結論から解説
フォーデイズは核酸ドリンクを主力商品とする健康食品メーカーであり、販売方法として「MLM(連鎖販売取引)」を採用しています。この販売形態は特定商取引法で定められた合法な枠組みですが、誰もが成功できるビジネスモデルではありません。
最も重要なポイントは、フォーデイズでの活動には「商品を購入するだけの利用者」と「ビジネスとして報酬を得ようとする参加者」という2つの立場があることです。商品の品質や効果に興味があるだけなら前者の選択肢もありますが、収益化を目指す場合は後者の仕組みを正確に理解する必要があります。
誤解されやすいのは「簡単に稼げる」という点です。実際には継続的な自己購入、組織構築、そして人間関係への影響といった側面があり、これらを冷静に評価することが欠かせません。フォーデイズの過去には消費者庁からの業務停止命令という事実もあるため、その背景を知った上で判断することが重要です。詳しい経緯については、フォーデイズはやばい?業務停止命令の真相と現在の実態で解説していますので、併せてご確認ください。
フォーデイズの基本概要
フォーデイズ株式会社は1997年に創業され、「核酸のリーディングカンパニー」として核酸を主成分とした製品の開発・販売を行っています。主力商品は「ナチュラルDNコラーゲン」という核酸ドリンクで、鮭の白子から抽出したDNAとビール酵母由来のRNAを配合した清涼飲料水として位置付けられています。
その他にもサプリメント「核酸Cゴールド」、化粧品「ムーサシリーズ」など、核酸を軸とした製品ラインナップを展開しています。価格帯は一般的な健康食品と比較して高価格帯に設定されており、主力の核酸ドリンクは1本あたり数千円という価格設定です。
一般的な通販との違い
通常のECサイトや店舗販売との最大の違いは、販売の仕組みそのものにあります。一般的な通販では企業から直接、または小売店を通じて消費者が商品を購入します。商品を気に入れば再購入し、気に入らなければ別の商品を探すだけです。
一方、フォーデイズでは「会員」という立場を通じて商品を購入します。会員には購入するだけの「愛用者」と、ビジネスとして取り組む「ディストリビューター」の2つのタイプがあり、後者は新たな会員を勧誘することで報酬を得る仕組みになっています。この構造が、単なる商品購入以上の要素を含んでいるという点で、一般的な通販とは根本的に異なります。
フォーデイズの仕組みを図解で理解する
フォーデイズの仕組みを正確に理解するには、商品購入の流れと組織構造の2つの側面から見ていく必要があります。多くの人が混乱するのは、この2つが密接に結びついているためです。
まず商品購入の基本的な流れを説明します。フォーデイズの製品を手に入れるには、既存会員からの紹介を受けて会員登録を行う必要があります。登録後は会員専用のシステムを通じて商品を購入できるようになります。この時点では一般的な通販と大きな違いはありません。
しかし、ビジネスとして参加する場合、この構造はより複雑になります。あなたが新たな会員を紹介し、その会員が商品を購入すると、あなたに報酬が発生します。さらに、あなたが紹介した会員がまた別の会員を紹介すると、その販売活動からもあなたに報酬が入る仕組みです。
フォーデイズの商品を購入するだけの仕組み
純粋に商品の効果を期待して購入したい場合、フォーデイズでは「愛用会員」として活動することができます。この場合、ビジネス活動を行う義務はなく、定期的に商品を購入して使用するだけです。
愛用会員として登録する際には、紹介者となる既存会員が必要です。登録後は会員価格で商品を購入でき、一般消費者より若干割引された価格で製品を入手できます。ただし、この割引率はビジネス活動を行う会員ほど大きくはありません。
重要なのは、愛用会員であっても継続購入を求められる場合があることです。定期購入の仕組みがあり、一度登録すると毎月自動的に商品が届く設定になっているケースもあります。解約や休止の手続きは可能ですが、その方法や条件を事前に確認しておくことが大切です。
👥3つの立場の違い 完全比較表
| 比較項目 | 一般消費者 | 愛用会員 | ディストリビューター |
|---|---|---|---|
| 会員登録 |
不可
フォーデイズは会員制のため、一般販売なし
|
必要
紹介者を通じて登録(ビジネス活動なし)
|
必要
紹介者を通じて登録(ビジネス活動あり)
|
| 商品購入価格 | ー |
会員価格
一般価格より若干割引
|
会員価格
ランクにより割引率変動
|
| ビジネス活動 | ー |
なし
商品購入のみ
|
あり
勧誘・販売・組織構築
|
| 報酬の発生 | ー |
なし
|
あり
条件を満たせば報酬発生
|
| 自己購入ノルマ | ー |
任意
好きなときに購入可能
|
実質必須
月1〜3万円程度が条件
|
| 勧誘活動 | ー |
不要
|
実質必要
収益化には組織構築が必須
|
| 月々の費用 | ー |
任意
購入時のみ
|
2〜5万円
自己購入+活動費
|
| 向いている人 | ー |
• 商品の効果に興味がある
• ビジネスには興味なし • 自分のペースで購入したい |
• 広範なネットワークがある
• 営業経験が豊富 • 資金的・時間的余裕がある |
「愛用会員」と「ディストリビューター」の違いは、ビジネス活動を行うかどうかです。愛用会員は商品購入のみで報酬は発生しませんが、自己購入ノルマや勧誘活動は不要です。
ディストリビューターとして収益を得たい場合、実質的に月2〜5万円程度の継続的な支出が必要になります。これには自己購入だけでなく、セミナー参加費、交通費、勧誘活動費なども含まれます。統計的に見ると、約80〜90%のディストリビューターは赤字状態にあることを理解した上で、自分に合った立場を選択してください。
フォーデイズの組織(紹介制度)の仕組み
ビジネスとして取り組む場合、フォーデイズでは「ディストリビューター」として活動します。この立場では、商品の販売だけでなく、新たな会員を勧誘することが収益の中心となります。
組織構造は階層的なピラミッド型になっており、あなたが直接紹介した会員が「1段階目」、その会員が紹介した会員が「2段階目」といったように、下位組織が形成されていきます。報酬は自分が直接販売した商品だけでなく、この下位組織全体の売上からも発生する設計です。
この構造において重要なのは、上位にいる人ほど有利な立場にあるという事実です。早期参加者は多くの下位組織を持つ可能性が高く、後から参加する人はそのような大きな組織を構築するのが困難になります。数学的に見ても、ピラミッド構造では必然的に下位層の人数が多くなり、全員が同じように成功することは構造上不可能です。
🔺フォーデイズの組織構造(ピラミッド型)
フォーデイズでお金が発生する条件
フォーデイズで報酬が発生する主な条件は以下の通りです。まず、自分自身が商品を購入することが前提となります。多くの場合、月々の一定額以上の購入実績が報酬を得るための条件に含まれています。
次に、新たな会員を勧誘し、その会員が商品を購入した際に紹介報酬が発生します。この報酬額は購入金額の一定割合として設定されており、商品の種類や購入額によって変動します。さらに、自分が紹介した会員が別の会員を勧誘し、その新規会員が購入した場合も、間接的な報酬として収入が入る仕組みです。
ただし、これらの報酬を継続的に得るためには、自分自身も毎月一定額以上の商品を購入し続ける必要があります。この「自己購入ノルマ」が実質的なコストとなり、収益を圧迫する要因になることも少なくありません。報酬を得るために必要な支出が報酬額を上回ってしまうケースも多く、この点が後述する「向いていない人」の判断基準にもなります。
💹月々の収支シミュレーション比較
- 直接販売報酬 +50,000円
- 組織報酬(10人以上) +150,000円
- ランクボーナス +50,000円
- 自己購入(必須) -30,000円
- セミナー・交通費 -10,000円
- 勧誘活動費 -15,000円
※ただし、この成功率は全体の1%未満
- 直接販売報酬 +8,000円
- 組織報酬(0〜2人) +3,000円
- ランクボーナス +0円
- 自己購入(必須) -25,000円
- セミナー・交通費 -8,000円
- 勧誘活動費 -12,000円
※これが大多数の参加者の現実
📊フォーデイズの仕組み全体フロー
フォーデイズの収益構造と報酬プランの考え方
フォーデイズで収益を得る仕組みは、表面的には「商品を紹介すれば報酬がもらえる」というシンプルなものに見えますが、実際にはより複雑で、持続的な収益を得るのは容易ではありません。
収益が発生する仕組みの全体像を見ると、大きく分けて「直接販売報酬」と「組織報酬」の2つがあります。直接販売報酬は、自分が直接紹介した顧客や会員が商品を購入した際に得られる報酬です。これは比較的分かりやすい収益源ですが、継続的に新規顧客を見つけ続ける必要があります。
より大きな収益を期待できるのが組織報酬です。これは自分が構築した下位組織全体の売上に対して支払われる報酬で、いわゆる「不労所得」として宣伝されることが多い部分です。しかし実際には、この組織を維持するために継続的な活動や自己購入が必要となり、完全な不労所得とは言えません。
フォーデイズの報酬が発生する主な条件
報酬を得るための条件は複数あり、それらを同時に満たす必要があります。第一に、自分自身が「アクティブ会員」として認められる条件を満たすことです。これには毎月一定額以上の商品購入が含まれ、多くの場合、月額1万円から3万円程度の自己購入が実質的なノルマとなります。
第二に、直接紹介した会員が一定人数以上いること、そしてその会員たちも継続的に商品を購入していることが条件となります。さらに、自分の組織全体の売上が一定金額を超えることで、報酬率が上がる仕組みになっています。
これらの条件を満たし続けるには、常に新規会員を勧誘し、既存会員に対しても継続購入を促す活動が必要です。一時的に条件を満たしても、翌月以降も同じ条件をクリアし続けなければ報酬は維持できません。この継続性の要求が、多くの参加者が挫折する要因となっています。
フォーデイズで収益が出ないケース
フォーデイズで収益が出ないケースは非常に多く、実際には参加者の大多数が赤字状態にあるというのが現実です。最も一般的なのは、自己購入のコストが報酬額を上回ってしまうケースです。
例えば、月々2万円の商品を自己購入しながら、紹介による報酬が月1万円しか得られない場合、実質的には毎月1万円の赤字です。このような状況が続くと、年間で10万円以上の損失となります。多くの参加者は「いずれ組織が大きくなれば報酬が増える」と期待して続けますが、そこまで到達できる人は極めて少数です。
また、勧誘活動に必要な経費も見落とされがちです。セミナーへの参加費、交通費、勧誘のための飲食代、販促ツールの購入費用など、表に出にくいコストが積み重なります。これらを含めると、実際の支出は想像以上に大きくなります。
フォーデイズの誤解されやすいポイント
最も誤解されやすいのは「不労所得が得られる」という宣伝文句です。確かに、大きな組織を構築した一部の成功者は、下位組織からの継続的な報酬によって収入を得ています。しかし、その組織を維持するためには継続的な活動が必要であり、完全に何もせずに収入が得られるわけではありません。
また、「商品が良ければ自然に売れる」という考え方も現実とは異なります。どれだけ商品の品質が良くても、市場には競合商品が溢れており、価格面でも一般の健康食品より高額です。友人や知人に紹介しても、実際に購入してくれる人は思ったより少なく、さらに継続購入してくれる人はもっと少ないのが実情です。
もう一つの大きな誤解は「誰でも成功できる」という点です。ピラミッド構造である以上、数学的に全員が利益を得ることは不可能です。早期参加者や特別なネットワークを持つ人以外が大きな成功を収めるのは、統計的に見ても極めて困難だと言わざるを得ません。
フォーデイズはMLM?ねずみ講との違い
フォーデイズについて調べると「MLM」「マルチ商法」「ねずみ講」といった言葉が混在して使われており、混乱する方も多いでしょう。これらの違いを正確に理解することは、フォーデイズの合法性を判断する上で非常に重要です。
結論から言えば、フォーデイズは法律上「MLM(マルチレベルマーケティング)」または「連鎖販売取引」に分類される合法的なビジネスモデルです。一方、「ねずみ講」は無限連鎖講防止法により完全に禁止されている違法な仕組みです。この2つには明確な法的区分があります。
MLMとねずみ講の最大の違いは、「実体のある商品やサービスの販売があるかどうか」という点にあります。MLMでは実際に商品が存在し、その商品の販売を通じて収益を得ることが目的です。一方、ねずみ講では商品は形式的にしか存在せず(または全く存在せず)、主な収益源は新規会員の勧誘による入会金や登録料となっています。
ただし、MLMが合法だからといって、すべてのMLM企業が健全に運営されているわけではありません。形式的には商品を扱っていても、その商品の価値が極端に低かったり、実質的に勧誘による収益が中心となっている場合は、違法なねずみ講と判断される可能性があります。この境界線について詳しく知りたい方は、ネットワークビジネスとマルチ商法の違いを徹底解説をご覧ください。
ねずみ講の特徴
ねずみ講(無限連鎖講)は、無限連鎖講防止法によって完全に禁止されている違法なシステムです。その特徴は、商品やサービスの実質的な提供がほとんどなく、新規会員からの入会金や登録料を上位会員に分配することで成り立っている点にあります。
典型的なねずみ講では、入会時に高額な登録料を支払い、新しい会員を勧誘することでその登録料の一部を受け取る仕組みです。商品が存在する場合でも、その価値は登録料に見合わない極端に低いもので、実質的には「入会権」を売っているに過ぎません。
数学的に見ても、ねずみ講は必ず破綻します。例えば、1人が2人を勧誘し、その2人がそれぞれ2人を勧誘するという構造を続けると、わずか30段階で必要な人数は日本の総人口を超えてしまいます。つまり、構造的に後から参加した人は必ず損をする仕組みなのです。
フォーデイズとネズミ講の決定的な違い
フォーデイズとねずみ講の決定的な違いは、実体のある商品が存在し、その商品の販売が事業の中心となっている点です。フォーデイズは核酸ドリンクをはじめとする健康食品や化粧品を実際に製造・販売しており、これらの商品には一定の市場価値があります。
また、フォーデイズでは入会時の高額な登録料を要求されることはありません。会員登録自体は比較的少額で可能で、主な支出は商品の購入代金です。収益の源泉も、新規会員の登録料ではなく、商品の販売実績に基づいています。
さらに、フォーデイズは特定商取引法に基づく届出を行っており、消費者庁の監督下で事業を行っています。過去には業務停止命令を受けたこともありますが、これは逆に言えば法的な監督が機能している証拠とも言えます。完全な違法組織であるねずみ講とは、この点でも明確に異なります。
なぜフォーデイズが「怪しい」と言われるのか
フォーデイズが「怪しい」と言われる理由は、主に3つあります。第一に、過去の行政処分の影響です。2017年に消費者庁から業務停止命令を受けた事実は、多くの人の記憶に残っており、企業への不信感につながっています。
第二に、MLMという販売形態そのものに対する社会的なネガティブイメージです。MLM自体は合法ですが、不適切な勧誘や人間関係のトラブルが多く報告されており、「MLM=怪しい」という印象が広まっています。友人からの突然の勧誘を受けた経験がある人も多く、このような体験が否定的な評判を生む要因となっています。
第三に、商品の価格と効果のバランスに対する疑問です。核酸ドリンクは一般的な健康食品と比較して高価格ですが、その効果について科学的なエビデンスが十分に示されているとは言えません。高額な商品を継続購入させられるという印象が、「怪しい」という評判につながっています。
⚖️MLM(連鎖販売取引) vs ねずみ講(無限連鎖講)徹底比較
| 比較項目 | MLM(連鎖販売取引) | ねずみ講(無限連鎖講) |
|---|---|---|
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商品の有無
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実体のある商品・サービスが存在する。商品の販売が事業の中心。フォーデイズの場合、核酸ドリンクなどの健康食品を実際に製造・販売している。 | 商品が存在しないか、形式的にしか存在しない。実質的には「入会権」を販売しているだけで、商品の価値は極端に低い。 |
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合法性
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合法
特定商取引法に則って運営されている限り合法。適切な届出と運営が必要。
|
違法
無限連鎖講防止法により完全に禁止。参加者全員が刑事罰の対象となる。
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規制法律
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特定商取引法(第33条〜第58条) 連鎖販売取引として厳格に規制。書面交付義務、誇大広告の禁止、クーリングオフ制度などが適用される。 |
無限連鎖講防止法 金品を出資させ、会員勧誘で配当を得る仕組みを全面的に禁止。違反者には3年以下の懲役または300万円以下の罰金。 |
|
収益の源泉
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商品の販売実績が収益の基本。直接販売による利益と、下位組織の売上からの報酬の2つ。商品が実際に流通している。 | 新規会員の登録料・入会金が収益源。商品の販売実績ではなく、勧誘した人数と入会金の分配が中心。 |
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継続可能性
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理論上は継続可能(実際の商品が存在するため)。ただし、参加者の大多数が利益を得られないのが現実。ピラミッド構造のため後発参加者ほど不利。 | 数学的に必ず破綻する。例:1人が2人勧誘で30段階目に10億人必要。日本の人口を超えるため継続不可能。最終参加者は必ず損をする構造。 |
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消費者保護制度
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クーリングオフ制度あり(契約書面受領から20日間)、中途解約権、返品権(条件あり)、消費生活センターへの相談可能。法的保護の仕組みが存在。 | 消費者保護制度なし。参加自体が違法行為のため、法的保護は受けられない。被害回復は極めて困難。 |
合法的なMLM企業であっても、個々の販売員が違法な勧誘を行うケースがあるため、「合法企業だから安全」とは限りません。勧誘方法や商品価値を冷静に見極めることが重要です。
特定商取引法とフォーデイズの位置づけ
フォーデイズのようなMLM企業は、特定商取引法という法律によって厳格に規制されています。この法律を理解することは、フォーデイズの合法性を判断する上で欠かせません。
特定商取引法は、訪問販売や通信販売、連鎖販売取引など、消費者トラブルが生じやすい取引類型について、事業者が守るべきルールと消費者を守る制度を定めた法律です。フォーデイズのようなMLM企業は、この法律の「連鎖販売取引」に該当します。
連鎖販売取引として規制を受けるためには、いくつかの要件があります。商品やサービスの販売があること、販売員が新たな販売員を勧誘する仕組みがあること、そして勧誘された人が商品購入などの特定の負担を伴うことなどです。フォーデイズはこれらの要件をすべて満たしているため、特定商取引法の規制対象となります。
特定商取引法の基礎
特定商取引法では、連鎖販売取引を行う事業者に対して多くの義務を課しています。まず、勧誘時には自分の氏名や事業者名、商品の種類、契約の目的などを明示しなければなりません。「お茶しない?」といった曖昧な誘い方で、ビジネスの勧誘であることを隠すような行為は法律違反です。
また、契約締結前には、契約の内容や条件を記載した書面を交付する義務があります。この書面には、商品の価格、支払方法、クーリングオフに関する事項など、重要な情報がすべて記載されていなければなりません。口頭での説明だけで契約を結ばせることは認められていません。
さらに、誇大広告や虚偽の説明も厳しく禁止されています。「必ず儲かる」「誰でも成功できる」といった断定的な表現や、商品の効果について事実と異なる説明をすることは法律違反となります。フォーデイズが過去に業務停止命令を受けたのも、この規定に違反したためです。
フォーデイズが該当する理由
フォーデイズは特定商取引法における連鎖販売取引の定義に完全に該当します。同社は健康食品や化粧品という商品を販売し、会員が新たな会員を勧誘することで報酬を得る仕組みを持っており、会員になるためには商品の購入という特定負担が発生します。
この該当性は、フォーデイズが違法であることを意味するわけではありません。むしろ、特定商取引法の規制対象であることで、消費者保護の仕組みが適用されるという意味で重要です。法律に則って適切に運営されている限り、フォーデイズの事業自体は合法です。
ただし、過去の業務停止命令が示すように、法律を遵守した運営ができていない時期もありました。現在は改善されているとされていますが、個々の販売員が法律を理解せずに不適切な勧誘を行うケースもあります。企業自体が合法でも、個々の勧誘行為が違法となる可能性がある点には注意が必要です。ネットワークビジネス全般の合法性や違法性の境界線については、ネットワークビジネスは違法?合法と違法の境界線を徹底解説で詳しく説明していますので、ぜひご確認ください。
フォーデイズでトラブルを防ぐための注意点
フォーデイズに関わる際にトラブルを防ぐためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。まず、勧誘を受けた際には、勧誘者の氏名、企業名、ビジネスの目的を必ず確認してください。これらを明示しない勧誘は違法です。
契約前には、必ず書面で契約内容を確認しましょう。口頭での説明だけを信じて契約するのは危険です。特に、報酬の条件、必要な自己購入額、解約の方法などは細かくチェックしてください。不明な点があれば、契約前に必ず質問し、納得できるまで契約を保留する勇気を持つことが大切です。
また、「必ず儲かる」「誰でも成功できる」といった断定的な説明を受けた場合は、法律違反の可能性があります。このような説明をする勧誘者は信用すべきではありません。実際の成功率や失敗のリスクについても、現実的な説明を求めるべきです。
もし契約してしまった後でも、クーリングオフ制度を利用できます。連鎖販売取引では、契約書面を受け取った日から20日間以内であれば、無条件で契約を解除できます。この期間内であれば、購入した商品の返品も可能です(使用していない場合)。困ったときは、消費生活センター(188番)に相談することをおすすめします。
フォーデイズが向いている人・向いていない人
フォーデイズに参加すべきかどうかは、あなたの状況や性格、目的によって大きく異なります。感情的な判断ではなく、冷静に自分の条件と照らし合わせて考えることが重要です。
まず理解すべきは、フォーデイズで成功できる人は極めて少数だという事実です。多くのMLM企業の公開データでは、継続的に利益を得ている参加者は全体の1%未満とされています。つまり、99%以上の人は期待したような収益を得られていないのが現実です。
また、フォーデイズへの参加には金銭的なリスクだけでなく、人間関係への影響というリスクも伴います。友人や家族への勧誘が必要となるため、関係が悪化する可能性があります。これらのリスクを十分に理解した上で、自分が向いているかどうかを判断してください。
向いている人
フォーデイズのビジネスモデルが向いている可能性がある人は、非常に限られています。第一に、すでに広範なネットワークを持っている人です。多くの知人や友人がおり、その人たちとの関係が商業的な勧誘に耐えられる程度に強固である場合、成功の可能性は高まります。
第二に、営業やセールスの経験が豊富で、断られることに対する耐性がある人です。MLMでは断られることの方が圧倒的に多いため、精神的なタフネスが必要です。また、人間関係よりもビジネス的な利益を優先できる価値観を持っていることも重要です。
第三に、十分な資金的余裕がある人です。初期投資や継続的な自己購入のコストを、生活に支障をきたさずに負担できる経済状況にあることが前提となります。これらのコストを「将来への投資」として割り切れる人でなければ、継続は困難です。
ただし、これらの条件を満たしていても成功が保証されるわけではありません。あくまで「成功する可能性がゼロではない」という程度の条件だと理解してください。
向いていない人
フォーデイズが明確に向いていないのは、以下のような人です。まず、経済的に余裕がない人、または副収入を切実に必要としている人です。皮肉なことに、お金を稼ぐためにMLMに参加する人ほど、実際には赤字になる可能性が高いのです。
人間関係を大切にしたい人も向いていません。友人や家族に商品を勧めたり、ビジネスへの参加を勧誘したりすることで、関係が悪化するリスクがあります。「友情とビジネスは別」と割り切れない人には、このビジネスモデルは適していません。
また、安定した収入を求めている人にも向いていません。MLMの収入は非常に不安定で、月ごとに大きく変動します。組織の維持や新規会員の獲得ができなければ、すぐに収入はゼロになります。安定した生活設計を重視する人には不向きです。
さらに、商品の効果だけを期待して参加しようとする人も考え直すべきです。フォーデイズの商品は高額であり、同等またはそれ以上の効果を持つ商品が市場にはより安価で存在します。単に商品を使いたいだけなら、一般の健康食品を選ぶ方が経済的です。
よくある失敗パターン
フォーデイズでの失敗には、いくつかの典型的なパターンがあります。最も多いのは、「初期投資を回収できずに終わる」というケースです。商品の在庫を抱えすぎたり、自己購入のコストが報酬を上回り続けたりして、気づいたときには数十万円の損失を抱えているという状況です。
次に多いのが、「人間関係を失う」というパターンです。友人や家族に何度も勧誘を繰り返すうちに、信頼を失い、距離を置かれるようになります。最終的には孤立してしまい、MLMからも撤退せざるを得なくなるケースが少なくありません。
また、「時間と労力を費やしすぎる」というパターンもあります。セミナーへの参加、勧誘活動、組織の維持に膨大な時間を使った結果、本業やプライベートに支障をきたします。費やした時間を時給換算すると、最低賃金以下だったというケースも珍しくありません。
これらの失敗パターンを避けるためには、参加前に冷静なリスク評価を行い、自分に本当に向いているかどうかを慎重に判断することが何よりも重要です。
✅フォーデイズ参加前の自己診断チェックリスト
-
広範なネットワークを持っている
多くの知人・友人がおり、その人たちとの関係が商業的な勧誘に耐えられる程度に強固 -
営業・セールスの経験が豊富
断られることに対する精神的な耐性があり、継続的に勧誘活動ができる -
十分な資金的余裕がある
月2〜3万円の自己購入を生活に支障なく継続でき、初期投資の損失も許容できる -
人間関係よりビジネスを優先できる
友人・家族への勧誘で関係が悪化するリスクを理解し、それでも続けられる価値観 -
時間的余裕が十分にある
セミナー参加、勧誘活動、組織管理に週10時間以上を継続的に投入できる
-
経済的に余裕がない
副収入を切実に必要としている。月2〜3万円の支出が生活を圧迫する状況 -
人間関係を大切にしたい
友人や家族との関係を何よりも優先したい。勧誘で関係が悪化することは避けたい -
安定した収入を求めている
毎月一定額の収入が必要。収入の変動が大きいビジネスは困る -
勧誘や営業が苦手
人に何かを売り込むことに抵抗がある。断られることが精神的に辛い -
商品の効果だけが目的
単に健康食品を使いたいだけ。ビジネスには興味がなく、高額な継続購入も避けたい -
リスクを取りたくない
失敗したときの損失を許容できない。確実性のある選択肢を優先したい
特に「向いていない人」の項目が1つでも当てはまる場合、参加は推奨されません。経済的損失だけでなく、人間関係の悪化や時間の浪費といった取り返しのつかない代償を払う可能性があります。
❓よくある質問(FAQ)
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フォーデイズ自体は合法的な企業です。特定商取引法に基づいて運営されているMLM(連鎖販売取引)という販売形態は、法律で認められた合法的なビジネスモデルです。
ただし、過去に消費者庁から業務停止命令を受けた事実があり、不適切な勧誘や誇大広告が行われていた時期がありました。現在は改善されているとされていますが、個々の販売員が違法な勧誘を行うケースもあり得ます。企業自体は合法でも、勧誘方法によっては違法行為となる可能性があるため、注意が必要です。 -
はい、商品だけを購入することは可能です。フォーデイズでは「愛用会員」として登録することで、ビジネス活動を行わずに商品のみを購入できます。
ただし、会員登録には紹介者が必要で、定期購入の仕組みがある場合もあります。また、会員価格で購入できますが、一般的な健康食品と比較すると高額です。単に健康食品を使いたいだけであれば、他の選択肢も検討する価値があります。 -
ビジネスとして収益を得たい場合、実質的には勧誘が必要になります。報酬の多くは、新規会員の獲得と組織の構築から生まれるためです。
商品の直接販売だけで十分な収益を上げることは極めて困難です。また、報酬を得る条件として、自己購入だけでなく組織の売上も求められることが多いため、勧誘なしでの収益化はほぼ不可能と考えるべきです。 -
会員をやめること自体は可能です。契約から20日以内であれば、クーリングオフ制度を利用して無条件で契約を解除できます。
それ以降の場合でも、会員登録の解除を申し出ることができます。ただし、在庫として抱えている商品の返品や返金については、条件が限定される場合があります。また、すでに支払った登録料や購入した商品の代金が全額返ってくるとは限りません。やめる際の条件については、契約時の書面で確認しておくことが重要です。 -
最大の違いは「実体のある商品が存在するかどうか」です。MLMでは実際に商品が存在し、その商品の販売が事業の中心となっています。一方、ねずみ講では商品は形式的にしか存在せず、主な収益源は新規会員の登録料や入会金です。
法律上、MLMは特定商取引法で規制される合法的なビジネスモデルですが、ねずみ講は無限連鎖講防止法により完全に禁止されている違法な仕組みです。ただし、形式的に商品が存在していても、その価値が販売価格と大きくかけ離れている場合は、実質的にねずみ講と判断される可能性があります。 -
統計的には、継続的な利益を得られる参加者は全体の1%未満とされています。多くのMLM企業の公開データでは、年収数百万円を超える参加者は全体のごく一部に限られていることが報告されています。
大多数の参加者(約99%)は、自己購入のコストが報酬を上回り、実質的に赤字状態にあるのが現実です。早期参加者や特別なネットワークを持つ人以外が大きな成功を収めるのは、統計的に見ても極めて困難です。 -
ビジネスとして活動する場合、月々1万円〜3万円程度の自己購入が実質的に必要になります。これは報酬を得るための条件として求められることが多いためです。
さらに、セミナーへの参加費、交通費、勧誘のための飲食代、販促ツールの購入費用など、表に出にくいコストも積み重なります。これらを含めると、実際の月々の支出は想像以上に大きくなる可能性があります。愛用会員として商品のみを購入する場合でも、主力の核酸ドリンクは1本あたり数千円という価格設定です。 -
消費生活センター(188番)に相談することをおすすめします。全国共通の電話番号で、最寄りの消費生活センターにつながり、専門の相談員が無料でアドバイスしてくれます。
契約から20日以内であれば、クーリングオフ制度を利用して無条件で契約を解除できます。不適切な勧誘を受けた場合や、誇大広告による被害に遭った場合も、消費生活センターが対応してくれます。困ったときは一人で悩まず、早めに相談することが重要です。
まとめ|フォーデイズの仕組みを理解した上で判断しよう
フォーデイズの仕組みについて、事実に基づいた情報をお伝えしてきました。ここで重要なポイントを整理しておきましょう。
まず、フォーデイズはMLM(連鎖販売取引)を採用する合法的な企業ですが、過去には業務停止命令を受けた事実があります。現在は特定商取引法に則って運営されていますが、個々の勧誘活動には注意が必要です。
収益構造については、継続的な自己購入が実質的に必要であり、報酬を得るためには組織構築が不可欠です。しかし、統計的に見て継続的な利益を得られる参加者は極めて少数であり、大多数は期待したような収益を得られていません。
MLMとねずみ講の違いは明確で、フォーデイズは実体のある商品を販売する合法的な企業です。ただし、「合法だから安全」というわけではなく、経済的リスクや人間関係への影響といった問題は存在します。
向いている人は、広範なネットワークを持ち、営業経験があり、資金的余裕がある一部の人に限られます。一方、経済的に困窮している人、人間関係を大切にしたい人、安定収入を求める人には明確に向いていません。
最も大切なのは、感情的な判断ではなく、事実に基づいて冷静に判断することです。「簡単に稼げる」「誰でも成功できる」といった甘い言葉に惑わされず、リスクを十分に理解した上で決断してください。
参加を検討している方は、最新の制度や条件を必ず公式情報で確認し、契約前には消費生活センターなどの第三者機関に相談することをおすすめします。すでに参加している方で不安を感じている場合も、無理に続ける必要はありません。クーリングオフ制度や消費者保護の仕組みを活用して、適切に対処することができます。
MLMやネットワークビジネス全般についてもっと深く理解したい方は、サイト内の関連記事もぜひご覧ください。正しい知識を持つことが、トラブルを避け、賢明な判断をするための第一歩です。


