「シナジーワールドワイドって本当に大丈夫なの?」「家族が関わり始めて心配…」そんな不安を抱えているあなたへ。
結論から申し上げると、シナジーワールドワイドは合法的なMLM(ネットワークビジネス)企業ですが、「やばい」と言われる理由にも正当性があります。勧誘の手法や製品価格、参加者の心理状態などに懸念点が存在するのも事実です。
この記事では、シナジーワールドワイドの実態を客観的に分析し、もし不安を感じた際の具体的な対処法まで詳しく解説します。

大切なのは、正しい情報を知ることで冷静な判断ができるようになることです。
※“誤解され続けてきたMLM”の正しい姿を知ることから、すべてが始まります。理想のMLMビジネスとは?
シナジーワールドワイドとは?仕組みとビジネスモデル

シナジーワールドワイド(Synergy WorldWide)は、アメリカ・ユタ州に本社を置く健康食品やサプリメントを扱うMLM(マルチレベルマーケティング)企業です。1999年に設立され、現在では世界30以上の国と地域で事業を展開しています。
親会社や会社概要
シナジーワールドワイドは、ネイチャーズ・サンシャイン・プロダクツ(Nature’s Sunshine Products, NSP)の完全子会社として運営されています。NSPは1972年に設立されたアメリカの健康食品会社で、2009年からNASDAQに上場している信頼性の高い企業です。主な事業内容は以下の通りです。
- 主力事業:栄養補助食品、スキンケア製品の製造・販売
- 販売方式:MLM(ネットワークビジネス)による直販
- 日本進出:2008年から本格的な事業展開を開始
- 従業員数:グローバルで約500名程度(2024年現在)
日本法人「シナジーワールドワイド合同会社」は東京都港区に本社を構え、特定商取引法に基づく連鎖販売取引の届出を適切に行っている正規の事業者です。
ネットワークビジネス(MLM)とは?
MLMとは「Multi-Level Marketing」の略称で、製品の販売による利益と、新規販売員(ディストリビューター)の勧誘による報酬の両方から収益を得るビジネスモデルです。
シナジーワールドワイドでは、以下のような仕組みになっています。
- 製品販売:自分が購入・愛用した製品を他の人に紹介・販売
- チームビルディング:新しいディストリビューターを勧誘し、チームを構築
- 報酬システム:自分の売上 + チームメンバーの売上の一部を報酬として受取
この仕組み自体は法的に問題ありませんが、運営方法によっては消費者トラブルの原因となることもあります。MLMの法的な規制や正しい運営方法については、特定商取引法による詳細な規制内容で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
なぜシナジーワールドワイドは「やばい」と言われるのか?実態と理由
-
H「簡単に稼げる」「不労所得」などの誇大表現
-
H最初はビジネスの話をせず曖昧に誘う「目隠し商法」
-
M成功事例のみ強調、リスク説明不足
-
M親しい人からの突然のビジネス勧誘
-
Lセミナーでの感情的な勧誘手法
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H類似商品と比較して高額な価格設定
-
M継続購入による月額負担の家計圧迫
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M健康食品の効果には個人差があることの軽視
-
H薬事法違反の効果効能説明(個人レベル)
-
L科学的根拠が不十分な効果の謳い
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Hセミナーや会合での熱狂的・宗教的雰囲気
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H批判的意見を受け入れない思考停止状態
-
M家族・友人との関係悪化・対立激化
-
Mビジネス仲間以外との社会的孤立
-
L成功者への過度な崇拝・模倣行動
合法的な企業であっても、参加者レベルでの問題行動により「やばい」という印象が形成されています。
シナジーワールドワイドが「やばい」と言われる理由には、法的な違法性ではなく、実際の運営手法や参加者の体験に基づく懸念があります。
勧誘トークの不安感
多くの人が「やばい」と感じる最大の理由は、勧誘時のアプローチ方法にあります:
よくある勧誘パターン
- 「簡単に稼げる」「不労所得が得られる」などの誇大な表現
- 最初はビジネスの話をせず、「お茶でも飲みながら話そう」と曖昧に誘う
- 成功事例ばかりを強調し、リスクや困難さについて十分説明しない
- 家族や親しい友人から突然ビジネスの話を持ちかけられる
これらの勧誘手法は、特定商取引法では「目隠し商法」として問題視される行為です。正当なMLM企業であっても、個々のディストリビューターが適切でない勧誘を行っている場合があります。
商品の価格・効果への疑問
シナジーワールドワイドの製品について、以下のような疑問の声が上がることがあります:
価格面での懸念
- 類似商品と比較して価格が高めに設定されている
- 「ディストリビューター価格」でも一般的なサプリメントより高額
- 継続購入による月額負担が家計を圧迫する可能性
効果面での懸念
- 健康食品としての効果効能は個人差があり、万人に効果があるとは限らない
- 「これを飲めば病気が治る」といった薬事法違反の説明をする人がいる
- 科学的根拠が不十分な効果を謳う場合がある
重要なのは、どんなに良い製品でも万能ではないということ、そして製品の価値と価格のバランスを冷静に判断することです。
宗教的・洗脳的な雰囲気?
一部の参加者やその家族から「宗教っぽい」「洗脳されているみたい」という声が聞かれることがあります。これは以下のような要因から生じています。
集団心理の影響
- セミナーや会合での熱狂的な雰囲気
- 成功者への過度な崇拝や模倣
- 批判的な意見を受け入れない姿勢
- 「信じる者は救われる」といったマインドセット
社会的な孤立
- ビジネス仲間以外との関係が希薄になる
- 反対する家族・友人との対立が生じる
- 「理解してくれない人とは距離を置く」という考え方
これらは企業自体の問題というより、MLMという仕組みに共通して見られる心理的な現象です。参加者本人がこうした状況に気づきにくいことも、周囲の人が「やばい」と感じる理由の一つとなっています。
合法MLMとやばい違法マルチの違いとは?

「シナジーワールドワイドは詐欺なの?」という疑問に答えるためには、合法的なMLMと違法なマルチ商法(ねずみ講)の違いを理解することが重要です。
特定商取引法に基づく定義
日本では特定商取引法により、MLM(連鎖販売取引)と違法なねずみ講が明確に区別されています。
合法的なMLM(連鎖販売取引)の条件
- 実在する商品・サービス:実際に価値のある商品やサービスの販売が主目的
- 適正な価格設定:市場価格と大きくかけ離れていない適正な価格
- 法的な届出:特定商取引法に基づく事業者登録と適切な運営
- クーリングオフ制度:契約から20日以内の無条件解約が可能
違法なねずみ講の特徴
- 金品の受け渡しが主目的:商品がない、または商品価値が極めて低い
- 新規勧誘のみで利益を得る構造:商品販売による利益がほとんどない
- 必ず破綻する仕組み:参加者の増加に限界があり、最終的に多くの人が損失を被る
シナジーワールドワイドは前者の「合法的なMLM」に分類されます。ただし、合法だからといってリスクがないわけではありません。
違法性の境界ライン(図解)
判断基準 | ✅ 合法的MLM(連鎖販売取引) | ❌ 違法マルチ(ねずみ講) |
---|---|---|
商品・サービス |
市場で通用する品質とサービス |
実際に価値のある商品の販売が主目的
商品がない、または価値が極めて低い |
金品の受け渡しが主目的
価格設定 |
商品価値に見合った適正価格 |
市場価格と大きくかけ離れていない
商品価値と価格が釣り合わない |
市場価格の2-3倍以上の異常な高価格
収益構造 |
勧誘なしでも事業が成立する構造 |
商品販売による正当な利益が中心
勧誘ありきでないと成立しない仕組み |
新規勧誘による報酬が収益の大部分
法的届出 |
透明性のある報酬システム開示 |
特定商取引法に基づく適切な事業者登録
不透明・誇大な報酬システム |
無届出・虚偽届出
消費者保護 |
適切な契約書面の交付 |
クーリングオフ制度(20日間)完備
契約書面が不適切または不存在 |
解約困難・高額違約金
将来性 |
顧客満足度による自然な拡大 |
長期的に持続可能なビジネスモデル
最終的に多くの人が損失を被る |
必ず破綻する構造(参加者増加に限界)
注意すべきグレーゾーン
- 商品価格が市場価格の2-3倍以上
- 勧誘による報酬が商品販売による利益を大きく上回る
- 初期投資額が高額(数十万円以上)
- 解約時の条件が厳しすぎる
シナジーワールドワイドでも、個々のディストリビューターの活動内容によってはグレーゾーンに入る場合があります。特に勧誘方法や説明内容については、法的な問題につながる可能性もあるため注意が必要です。
シナジーワールドワイドが「やばい」と思ったらどうすればいい?安心の対処法
もしシナジーワールドワイドに関わって不安を感じたり、家族・友人の関与を心配している場合、以下の対処法を参考にしてください。
クーリングオフの具体的手続き(書面テンプレ付き)
MLM(連鎖販売取引)では、契約書面を受け取ってから20日以内であれば、無条件でクーリングオフが可能です。
クーリングオフの対象
- 商品購入契約
- ディストリビューター登録
- 初回購入から20日以内の追加購入
手続きの流れ
- 書面で通知:必ず書面(ハガキ可)で事業者に通知
- 期限内の発送:20日以内に発送(消印日が基準)
- 証拠保全:コピーを取り、簡易書留で送付
✓ カレンダーで20日後の日付を確認
✓ 土日祝日も日数に含まれることに注意
• 契約年月日
• 契約者氏名・住所・電話番号
• 「クーリングオフします」の明記
• 既払金額の返金要求
• 商品引き取り要求
• 作成日・署名
• 通知書のコピー(表面・裏面)
• 契約書面のコピー
• 送付時の写真
• 簡易書留の受領証
• 必ず簡易書留を利用
• 受領証を大切に保管
• 消印日が20日以内であることを確認
• 送付先住所の再確認
• 事業者からの受領確認
• 返金手続きの開始
• 商品引き取りの連絡
• 1週間経っても連絡がない場合は消費者センターに相談
違約金や損害賠償を請求されることは一切ありません。
クーリングオフ通知書テンプレート
クーリングオフ通知書
シナジーワールドワイド合同会社 御中
契約年月日:令和○年○月○日
契約者氏名:○○○○
住所:〒xxx-xxxx ○○県○○市○○町x-x-x
電話番号:xxx-xxxx-xxxx
上記契約について、特定商取引法第40条に基づき、
本契約をクーリングオフします。
既払金額 ○○,○○○円の返金を求めます。
商品引き取りをお願いします。
令和○年○月○日
○○○○(署名)
注意点
- 商品は事業者側が引き取る義務があります(送料は事業者負担)
- 支払った代金は全額返金されます
- 違約金や損害賠償を請求されることはありません
家族・知人が関与している場合の対応
大切な人がシナジーワールドワイドに熱中している場合、感情的な対立を避けながら冷静に対処することが重要です。
効果的なアプローチ方法
1. まずは話を聞く
- 頭ごなしに否定せず、なぜ始めたのか理由を聞く
- 「心配している」という愛情を伝える
- 批判的な態度ではなく、理解しようとする姿勢を示す
2. 客観的な情報を共有
- 感情論ではなく、具体的な数字や事実を提示
- 「成功する人の割合」「平均的な収入」などの統計データ
- 他のMLM経験者の体験談(成功・失敗両方)
3. 第三者の意見を求める
- 消費者センターでの相談
- ファイナンシャルプランナーによる家計診断
- 信頼できる共通の知人からの助言
4. 段階的な距離の取り方
- 完全な撤退ではなく、まずは新規勧誘の停止
- 月々の購入額を段階的に減らす
- 他の趣味や活動に時間を使う機会を作る
避けるべき行動
- 強制的な退会要求
- 関係者との接触を完全に遮断
- 「騙されている」「洗脳されている」といった言葉
- 感情的な口論や家族内の対立激化
相談先一覧(消費者センター・国民生活センターなど)
一人で悩まず、専門機関に相談することが解決への第一歩です。
主な相談窓口
被害状況:支払った金額、被害期間、相手方の情報
証拠資料:録音データ、メール履歴、セミナー資料など
時系列:いつ・どこで・誰から・どのような勧誘を受けたか
- 電話番号:188(いやや)
- 受付時間:各地域の消費者センターに繋がります
- 相談料:無料
- 内容:契約トラブル、クーリングオフの手続き支援
- 平日バックアップ相談:03-3446-1623
- 受付時間:平日10:00-12:00、13:00-16:00
- 土日祝日相談:03-3446-1623
- 内容:消費者トラブル全般、専門的な法的助言
弁護士会の法律相談
- 各都道府県の弁護士会で実施
- 相談料:30分5,000-10,000円程度
- 内容:法的な問題、損害賠償請求など
警察(消費者被害相談)
- 電話番号:各都道府県警の相談窓口
- 内容:詐欺被害、違法行為の疑いがある場合
MLMに関するトラブルや法的な相談については、特定商取引法の専門知識が必要になる場合も多いため、適切な相談窓口を利用することが重要です。
シナジーワールドワイドの体験談

実際にシナジーワールドワイドに関わった人たちの体験談から、注意すべきポイントを学んでみましょう。
勧誘された事例(構造化したケース)
【事例1:友人からの勧誘】30代女性・主婦
勧誘の経緯
- 高校時代の友人から「久しぶりに会わない?」と連絡
- カフェで近況報告をした後、健康や美容の話題に
- 「良いサプリメントがあるの」から始まり、ビジネスの話に発展
- 「月3万円くらいなら簡単に稼げる」と説明を受ける
参加後の状況
- 初期費用として約8万円の商品を購入
- 月々の維持のため2-3万円の定期購入が必要
- 友人・知人への勧誘がうまくいかず、人間関係が悪化
- 6ヶ月で約20万円の出費に対し、収入は3万円程度
学びのポイント
- 「簡単に稼げる」は現実的ではない
- 人間関係の維持コストも考慮すべき
- 継続的な出費と収入のバランスを事前に確認することが重要
【事例2:セミナー参加からの展開】40代男性・会社員
参加の経緯
- 副業を探している時にSNSで健康セミナーの案内を発見
- 「無料」だったため軽い気持ちで参加
- セミナー後の個別相談で「収入アップの方法」を提案される
- 成功者の体験談に感動し、その場で登録を決意
参加後の現実
- 平日の夜と週末をセミナーや勧誘活動に費やす
- 家族との時間が減り、妻から猛反対を受ける
- 本業への集中力が低下し、職場での評価も下がる
- 1年間で約50万円投資したが、収入は10万円程度
学びのポイント
- 時間コストも大きな投資の一つ
- 家族の理解と協力なしには継続困難
- 本業への影響も十分検討すべき
辞めた人の声と心理状態の変化
辞める決断に至った理由
- 経済的な負担
- 継続的な商品購入による家計圧迫
- 予想していた収入が得られない現実
- セミナー参加費、交通費などの付帯費用
- 人間関係の悪化
- 友人・知人からの信頼失失
- 家族内での対立激化
- 新しい友人関係の構築困難
- 時間的な制約
- 本業や家庭生活への悪影響
- 自分の時間がほとんどなくなる
- ストレスによる健康への影響
辞めた後の心理状態の変化
初期段階(1-3ヶ月)
- 「失敗した」という自己嫌悪感
- 投資したお金への後悔
- 周囲への説明に対する恥ずかしさ
中期段階(3-6ヶ月)
- 客観的な状況分析ができるようになる
- 家族・友人関係の修復に取り組む
- 新しい目標や趣味の発見
安定期(6ヶ月以降)
- 「良い勉強になった」という前向きな捉え方
- 人間関係や投資判断のスキル向上を実感
- 同じような悩みを持つ人へのアドバイス提供
重要な気づき: 多くの人が「辞めて良かった」と振り返る一方で、「参加したこと自体は無駄ではなかった」とも語っています。大切なのは、早期に適切な判断を下すことと、失敗を次に活かす前向きな姿勢です。
❓ よくある質問(FAQ)
Q1 シナジーワールドワイドは違法な会社ですか?
ただし、個々のディストリビューターの勧誘方法や説明内容によっては、法的問題につながる可能性もあります。企業自体は合法ですが、参加者レベルでの運営方法には注意が必要です。
Q2 契約してしまいましたが、クーリングオフはできますか?
• 簡易書留で送付し、コピーを保管
• 20日以内の消印が有効
• 支払った代金は全額返金されます
Q3 家族がシナジーワールドワイドに熱中していて心配です
効果的な対応方法:
• まずは話を聞き、理解しようとする姿勢を示す
• 客観的な情報(統計データ、成功率など)を共有
• 消費者センターなど第三者機関への相談を提案
• 段階的な距離の取り方を検討(完全な撤退ではなく)
避けるべき行動:
• 「騙されている」「洗脳されている」などの言葉
• 強制的な退会要求
• 感情的な口論や家族内の対立激化
Q4 勧誘を受けましたが、どう断ればいいですか?
効果的な断り方:
• 「検討します」「今度」などの曖昧な返事は避ける
• 理由を詳しく説明する必要はない
• しつこい勧誘の場合は消費者センター(188)に相談
• 違法な勧誘行為があれば記録を取る
友人や知人からの勧誘で断りにくい場合も、長期的な関係を考えれば、最初にはっきり断ることが双方にとって良い結果につながります。
Q5 商品の価格が高すぎると思うのですが、適正なのでしょうか?
価格が高い理由:
• MLMの報酬システム(複数階層への報酬分配)
• 研究開発費やマーケティング費用
• 品質管理や認証取得にかかるコスト
判断のポイント:
• 類似商品との成分・品質比較
• 継続購入による家計への影響
• 実際の効果と価格のバランス
• 他の方法(一般的なサプリメント)との比較検討
「高価格=高品質」とは限らないため、冷静な判断が必要です。
Q6 セミナーの雰囲気が宗教っぽくて怖いのですが…
「宗教的」と感じる要因:
• 熱狂的な成功事例の発表
• 批判的な意見を受け入れない雰囲気
• 「信じる者は救われる」的なマインドセット
• リーダーへの過度な崇拝や模倣
• 「理解できない人とは距離を置く」という考え
• 家族や友人との関係より優先を求められる
• 論理的思考よりも感情論が重視される
Q7 相談できる窓口はどこですか?
• 各都道府県弁護士会(法的問題)
• 警察消費者被害相談(犯罪性がある場合)
• 金融庁(投資関連商品の場合)
契約書面、領収書、勧誘時の資料などを準備して相談するとスムーズです。
Q8 MLMとねずみ講は何が違うのですか?
合法的MLM(連鎖販売取引):
• 実際に価値のある商品・サービスの販売が主目的
• 適正な価格設定(市場価格と大きくかけ離れていない)
• 商品販売による正当な利益が収益の中心
• 特定商取引法に基づく適切な事業者登録
• クーリングオフ制度完備
違法なねずみ講(無限連鎖講):
• 金品の受け渡しが主目的
• 商品がない、または商品価値が極めて低い
• 新規勧誘による報酬が収益の大部分
• 必ず破綻する仕組み(参加者増加に限界)
• 解約困難・高額違約金
シナジーワールドワイドは前者の「合法的MLM」に分類されますが、参加者の活動内容によってはグレーゾーンに入る場合もあるため注意が必要です。
まとめ|不安なときは誰かに相談を
シナジーワールドワイドについて様々な角度から検証してきましたが、最も重要なのはあなた自身が納得できる判断を下すことです。
不安は「知ること」で軽減される
「やばい」という漠然とした不安の多くは、正確な情報不足から生まれます。以下のポイントを確認することで、より冷静な判断が可能になります。
確認すべき具体的なポイント
- 月々の実際の出費額と想定収入のバランス
- 家族や大切な人との関係への影響
- 本業や学業への時間的・精神的影響
- 参加を辞めたい時の具体的な手続き方法
- 法的な権利(クーリングオフなど)の理解
客観的な判断材料
- 成功者だけでなく、平均的な参加者の実態
- 業界全体の統計データや第三者機関の調査結果
- 類似企業との比較検討
- 専門家(弁護士、消費者アドバイザー等)の意見
専門家・公的機関への早めの相談を
一人で悩み続けることは、問題の解決にはつながりません。特に以下の状況では、躊躇せずに専門機関に相談することをお勧めします。
早急に相談すべき状況
- 家族関係に深刻な影響が出ている
- 経済的な負担が家計を圧迫している
- 本業や学業に支障が出始めている
- 契約内容や法的な権利について疑問がある
- 勧誘方法や説明内容に違法性を感じる
相談のメリット
- 専門知識に基づく客観的なアドバイス
- 法的な権利や手続き方法の正確な情報
- 同様の悩みを持つ人たちの解決事例
- 精神的な負担の軽減
シナジーワールドワイド自体は合法的な企業ですが、MLMという仕組み特有のリスクやトラブルが存在することも事実です。大切なのは、正しい情報を基に、あなた自身と大切な人たちの幸せを最優先に考えた判断を下すことです。
不安を感じたら、一人で抱え込まず、信頼できる人や専門機関に相談してください。あなたの人生はあなた自身のものです。誰かに決められるものではありません。
緊急連絡先の再確認
最後に、もしこの記事が少しでもお役に立てたなら幸いです。あなたとあなたの大切な人たちが、安心して前向きな未来を築いていけることを心から願っています。
※複数の副業モデルに疲れた方に。「売り込まない・続く・信頼でつながる」ビジネス、ぜひ見比べてみてください。完全比較はこちら